みやぎ子育て支援パスポートって知ってますか?

赤ちゃん baby  子育て

宮城県は、県の取り組みとして「子育て中のママ」にやさしい事業を行っています。子育て中のママさんたちに少しでも役立てていただけたらと思いましたのでご紹介いたします。

子育て中のママさんたちを街で見かけると「とても大変だな」と感じる状況に出くわすことがあります。

例えば、ベビーカーを押しながら交差点を渡ると、歩道に乗り上げるちょっとした段差にベビーカーの車輪が乗り上げらなくて、必死で押しているママさんがいたりしますよね。

宮城県では、以前からママさんたちの外出を手助けするサポートやお得なサービス・特典を提供していただける「みやぎっこ応援の店」という協賛店を募集していました。

現在では、コンビニを始め、飲食店や美容院など、さまざまなお店や県内の公共施設が登録をしていて、仙台市だけでも1,154件(2020年3月現在)の登録数になっていますから、すごい数ですね!

どんなサービスや特典があるの?

そういったお店や施設では、例えば


・お出かけ中にミルクの時間になってしまった!
・店内を少しじっくり見たい!


というときのために


・ミルク用のお湯の提供
・キッズコーナーが利用できる


といったサービスを用意しています。

また、子供連れで外食をするときの負担を少しでも軽減できるようにと


・割引、特典


を準備しています。
これらのサービスや特典を受けるためにはパスポートを取得する必要があります。

パスポートの取得方法は?

スマートフォンやタブレット、PCから申し込みできます。
まずは、「みやぎ子育て支援パスポート」で検索してみましょう。
サイトにアクセスできたら、名前や性別、メールアドレスなど入力し、内容を確認、利用規約に同意して「送信」ボタンをクリックします。約3分ほどで登録が完了し、承認メールが届きますので、文面内のパスワードを確認しましょう。

パソコンから登録した方はパスポート画面を印刷して提示、スマートフォンから登録した方はパスポート画面を提示して使えるようになります。

利用できるお店や施設は?

目印として、「みやぎ子育て支援パスポート利用できます」というステッカーやのぼりが目印です。
また、専用のサイトがあるので、登録しておいて必要なときに検索してみるとよいでしょう。
サイト内には、「業種で探す」や「特典から探す」「地域から探す」という機能があるので、例えば、「授乳台・オムツ台設置」などでも探すことができるから便利ですよ。

利用の留意点があります。

ご利用いただける方
宮城県在住で、18歳以下のお子様がいる家庭
(有効期限は、末の子が19歳になる日の前日まで)及び妊娠中の方がいる家庭。

●協賛店舗でサービスを受ける場合は、必ずパスポートをご提示ください。
ご提示がない場合、お子様と同伴でもサービスが受けられない場合があります。
●協賛店舗によっては、お子様と同伴が必要な場合や、その他利用条件を付されている場合があります。
お店にてご確認ください。
●サービスの内容は、協賛店舗の都合により、予告なく変更される場合がありますので、ご了承ください。

善意での運営なので、利用に際しては、留意事項を守りましょう。

「みやぎ子育て支援パスポート」は、平成30年11月から発行されています。
詳細の情報については、子育て支援パスポートサイトが公開されていますのでご確認くださいね。

宮城県のサイトはこちら

https://www.miya-pass.jp/

これは、数年前から、内閣府が「社会全体で子育て世帯を応援しよう!」という取り組みをしていて、国と各都道府県が協力し、全国どこの街でも優待サービスが受けられるように展開をしています。
宮城県に住んでいない方でも、地元の自治体のホームページなどでチェックしていただけると同じようなサービスを見つけることができるかも知れません。

内閣府のHPはこちら
(このページのサービスのご利用についてをご覧ください)

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/passport/pass_tenkai.html

子育て支援パスポートの背景

平成28年10月に内閣府主催で開催された「子育て支援パスポート事業全国共通展開フォーラム」の基調講演でダイバーシティコンサルタントの渥美由喜氏が、全国に広がる『子育て支援パスポート事業』の今後の展望ということで語っておられます。パスポート誕生の背景となった第一次世界大戦後のフランスが抱える問題は、とても興味深いものがあります。

私は一つの成功した政策としてパスポート事業が非常に意義深いものだと思っています。パスポート事業の本家本元はフランスです。今をさかのぼる100年近く前に、フランスは当時第一次大戦で総人口の3%が戦死したというそのころにできた「大家族カード」というものです。実はですね、第一次大戦が4年間あって、3%人口が減ったわけですけれども、今、日本で出生率が1.46ですから、要は2人のカップルで74%の再生産率。一世代30年の間に二十数%は人口が減ってしまうということです。30年で20~30%近く減るということを割り戻すと、だいたい1年で1%減るんですね。簡単にいうと、1年でどんどん1%総人口が減っていくようなサイクルに今入っていて、要は、3年で3%減りますから、第一次大戦のフランスよりも、今日本ははるかに速い減り方をしているんです。要は、恒常的に戦争が起きているようなほど大変な状況。あまりにも慣れてしまっているので、皆さん、問題に思わない。でも、さすがに最近はこの総人口の減少を何とか食い止めようと、政府もかなり力を入れて本気で取り組まれているところですけれども。もともとこの大家族カードを参考にパスポート事業というのは組まれています。

内閣府子育て支援パスポート事業全国共通展開フォーラム 議事録より

渥美由喜氏の語る第一次大戦中のフランスと日本の現状。それを比較した数字にも驚きです。
少子化対策として知恵を絞って生まれた「パスポート事業」。
ある意味、街全体で、子育てを見守っていく運動にもなります。
応援するお店や企業は、この取り組みにより、子育て世代のファンを作ることにつながり販売促進になっていきます。私は、何よりも受け入れ店舗や企業で働く方がやさしい気持ちになれるのではないかなとも思います。
育児に悩む子育てママさんたちには、時には外出して気分転換をしてもらいたいものです。使い方でお財布にもやさしいですしね。

利用する人が増えれば、応援するお店や企業も増え、双方が寄り添える社会が広がっていく、この事業が地域に定着していくことを期待しています。

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